こんにちは。たくあんです。
もうすぐ6月が終わり、7月が始まります。
そう、夏アニメの開始です。
今回はそんな夏アニメが始まる前に、2019春アニメの総括をしたいと思います。
不作と言われる2019春でしたが、意外と粒ぞろいでしたね。
多くの作品に触れることができましたし、掘り出しアニメを見つけることもできました。
今回は僕が観た2019春アニメの中から、面白いと感じた作品を9作品選びましたので、内容とか感想とかを詳しく紹介します。
ランキング形式で、上から1位~9位の順で並べました。
ノミネート作品(僕が観た作品)
・盾の勇者の成り上がり(2クール)
・この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
・川柳少女
・ワンパンマン 第2期
・鬼滅の刃
・みだらな青ちゃんは勉強ができない
・世話やきキツネの仙狐さん
・フルーツバスケット 1st season
・ノブナガ先生の幼な妻
・賢者の孫
・異世界かるてっと
・なんでここに先生が!
・ぼくたちは勉強ができない
第1位:ぼくたちは勉強ができない

主人公の唯我成幸(下)は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のために、学園が誇る3人の天才の教育係を引き受けることに。
得意な分野は天才級ですが、苦手な分野はポンコツな彼女たち。
そんな彼女たちと向き合い成長しながら、勉強を通してお互いの絆を深めていく、王道学園ラブコメディです。
ハーレム主人公ラブコメという作品は数あれど、「ぼく勉」ほど「恋」以外の部分をしっかり描いた作品はあまり思い当たりません。
もちろん、キャラの可愛さ(特にうるか)はしっかりと描かれています。
そこに付け加えて、自分の才能や将来に悩む、学生ならではの葛藤も鮮明に描かれていました。
例えば自分の進路で、得意なことを生かすべきか、自分のやりたいことを貫くのか。
「自分のやりたいこと」と「自分の得意なこと」
のどちらをとるか、というテーマもあって、いろいろ考えさせてくれるアニメでした。
自分のやりたいことに真っすぐ進む彼女たちと、それを応援する成幸。
もちろんラブコメなんで、定番イベントもしっかりあって、女の子のキャラの可愛さもしっかり描かれていて、大満足でした。
あとはギャグも非常にハイレベル。
理珠のお父さんの親バカとか、気まずい鉢合わせの間とか、結構ツボなポイントも多かった気がします。
総じて全てのレベルが高く、2019春アニメの中では一番と言ってもいいアニメでした!
「ぼくたちは勉強ができない」は
で観ることができます!
第2位:鬼滅の刃

主人公の竈門炭治郎(下)はある日、家族を『鬼』に殺され、独り身になってしまいます。
しかし、妹の禰豆子(右上)はかろうじて一命をとりとめます。
最悪は免れたものの、鬼に襲われて鬼になってしまった禰豆子。
炭治郎は家族の仇をとるため、そして妹を元の人間に戻すために、「鬼殺隊」に入隊して鬼と戦うことに…
バトルシーンも音楽も、何もかもがハイクオリティでした。
特にバトルは一見の価値ありで、「ufotable」が描く派手で繊細なバトルシーンはすさまじかったです。
そしてなんといっても、妹の禰豆子を救うために、一生懸命頑張る兄の炭治郎のひたむきな姿。
妹のために厳しい訓練を耐え抜き、何よりも妹を優先する姿は、理想の兄そのもの。
禰豆子も鬼になりながら、炭治郎を大切に思う気持ちを失っていなくて、お互いを想い合う兄妹愛に胸が熱くなるアニメでした。
あとは曲が神。
特にLisaさんの歌うOPテーマ「紅蓮華」は作品の世界観ともしっかりマッチしていて、毎話しっかり聞き入ってしまいましたね。
時折挟んでくるギャグも、緊張感の緩和に一役買っていて良かったです。
「鬼滅の刃」は
で観ることができます!
第3位:世話やきキツネの仙狐さん

毎日残業・土日出勤でかなり疲れている会社員の中野(右下)の元に、ある日、人型キツネの仙狐さん(下)が現れます。
見た目は幼女ですが、中身は800歳。
言葉遣いも語尾に「~じゃ」と付けるなど、かなり見た目とのギャップがあるキャラです。
そんな仙狐さんが、ブラック企業で毎日絞られる中野に、家で美味しい料理を作ったり、マッサージをしたり、尻尾をモフモフさせてあげたり。
あの手この手で尽くしまくって、癒しを与えるアニメです。
このアニメの内容は100%それ。
とことん仙狐さんに癒されるアニメになっています。
中野の反応もかなり良くて、「自分がもし中野だったら…」と何度思ったことか…
そんな人たちのニーズに応えるシーンも用意されていて、Cパートでは、仙狐さんやシロ(右上)に癒される擬似体験ができたり。
とことん癒しを与えることを考えて作られたアニメでした。(笑)
家に帰ってこんなに可愛いキツネがいたら、どんなに辛い仕事でも、毎日頑張れそうな気がしますね。
あ、でもやっぱり自分は無理です。毎日残業とか無理です。(笑)
「世話やきキツネの仙狐さん」は
で観ることができます!
第4位:ワンパンマン 第2期

主人公のサイタマは長年に渡る厳しい特訓を乗り越えて、毛髪を失う代わりに、どんなに強い敵でもワンパンで倒してしまう最強の力を手に入れます。
そんなサイタマの前に続々と現れる命知らずの敵。
サイタマを苦しめる敵は現れるのか…という2期でした。
結論から言うと、現れませんでしたね。(笑)
少しは苦戦する相手とかもいていいと思うんですが、周りのヒーローが苦戦する怪人を、サイタマはいとも簡単に倒してしまいます。
ともすれば、単調な内容になってしまいがちな設定なんですが、ちゃんとサイタマ以外のキャラのストーリーがあるので、不思議と飽きないんですよね。
S級ヒーローのキングが実はオタクで、敵前逃亡して家でギャルゲーを始めるシーンはかなりツボでしたwww
あとは、あれだけ強いオーラを出していたスイリュー(中央)が、ゴウケツ相手に手も足も出ず、命乞いをするシーンもあったり。
さすがのサイタマも、ゴウケツ相手では苦戦するかと思いきや、一発でやっつけて、スイリューのところに頭が飛んできたシーンなんか、最高に面白かったです。(笑)
2期ではガロウ(左)が主役級の扱いになっていましたが、サイタマとの絡みが少なかったのが残念でした。
もっと強くて、もっとサイタマとの絡みがあっても面白かったと思います。
まあ絡みが多かったら、即ストーリーから退場させられてたか。(笑)
サイタマの知らないところで怪人として有名になって、たまたまサイタマと会ったときに、石ころ同然にあしらわれる扱いぐらいが丁度いいのかもwww
最初の方は
「ガロウめちゃくちゃつえーじゃん。誰もかなわないじゃん…」
とか思ってたら、サイタマにあっさりやられて気絶してましたからね。(笑)
怪人協会とヒーロー協会の戦いも、総じて面白かったと思います。
最後の、ムカデ長老をワンパンで倒すシーンは鳥肌でしたね。
バトルもギャグも、これぞワンパンマンという出来でした。
「ワンパンマン 第2期」は
で観ることができます!
第5位:みだらな青ちゃんは勉強ができない

堀江青(中央)は父が官能小説家。
そのせいもあって、幼い頃から苦労の連続。
名前の由来が「青姦」からきていることを知ったときから、名付け親である父のことを憎むように。
高校を出て父から離れて一人暮らしをするために、勉強に全てを注ぐ青。
そんなある日、木嶋(中央下)という男子に告白され、その木嶋のことが頭から離れなくなってしまい…?
青ちゃんと木嶋。
2人の恋愛模様が、かなりニヤニヤ度高めでした。
木嶋のアプローチに最初は嫌がっていた青も、だんだんと心が揺れるようになっていって、2人の距離は確実に縮まっていきます。
でもすれ違いも結構あって、木嶋が距離を詰めようとすると青が拒絶して、青が少し譲歩したと思ったら、今度は木嶋が天然っぷりを見せて。
すれ違いもかなり良いスパイスになっていました。
官能小説家のお父さん(中央右)の存在感も絶大。
青の妄想の手助けに余計な気を回そうとしたり、空気を読めない発言をしたり。
かと思えば、青の悩みに向き合う優しさも持っていたり。
身体の小ささと渋い声のギャップもあって、思わず笑ってしまいました。(笑)
で、しかも声優が津田健次郎さんという。(笑)
キャッスティングした人に拍手を送りたくなるような素晴らしいキャラでした。(笑)
「みだらな青ちゃんは勉強ができない」は
で観ることができます!