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【2020アニメ】「ド級編隊エグゼロス」アニメレビュー

(33点)全12話

“HERO”はHとEROで出来ている―

人間のエロスの源「H(エ)ネルギー」を吸い取ることで少子化をエスカレートさせて、人類を緩やかに滅ぼさんとする侵略者・キセイ蟲。

そんな恐るべき怪人に立ち向かうのは「最もエロイ!?」5人の高校生たち!青少年・炎城烈土と美少女たちによる、思春期”H”EROコメディ!TVアニメ「ド級編隊エグゼロス」公式サイト

怪人と戦う高校生を描いたヒーロー×青春エロアニメ

ストーリー
作画
面白い
総合評価 (33点)
完走難易度 超難しい

原作はきただりょうま先生。

監督は神保昌登さん。

制作はproject No.9。

「蟲」と戦うヒーロー

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

非常に分かりやすいヒーローアニメだ。

人間のエネルギーを吸収して人類を滅ぼそうとする怪人をヒーローが倒す。昔懐かしの誰もが親しみを持ってしまう世界観の作品になっている。

作品の導入も至ってシンプルで入りやすい。

主人公と幼馴染のヒロインがいて、2人は何やら訳ありで疎遠になっており、何とか距離を縮めようとする主人公と他を寄せ付けないヒロイン。

昔は人懐っこくて男友達もいたヒロインが、高校生になって人が変わったかのように男を嫌うようになってしまった。

そんないきさつが主人公の口から語られ、自然と「こんな可愛いヒロインに一体何が?」とストーリーに思わず引き込まれてしまう。

そして、そこからのぶっ飛び具合である。(笑)

急に怪人が現れ、主人公が怪人の元にはせ参じてお馴染みの変身ポーズをして怪人を倒すのかと思いきや、衣服がはだけて全裸になり、しかも変身をせずに炎を出して怪人を吹き飛ばす。(笑)

ある意味では「変身」をしているのだが、思わず「ちがう、そうじゃない」と言いたくなってしまう。

さらに1話の後半で正ヒロインの女の子にも実はヒーローの素質があり、主人公と力を合わせて怪人を倒すのだが、またも盛大に服が破れて全裸になる。揺れる乳。何ともシュールな絵だ。(笑)

しかも作画の力の入れようも尋常ではなく、制作陣のおふざけも垣間見ることができる。(笑)

「思い切りふざけて思い切りエロをやる」

いっそ清々しいほど振り切った作品なのでいやらしさは全くなく、バカらしくて笑ってしまうような序盤だ。

ヒロインに「バカ―!!!」と言われて殴られる展開も、お約束すぎるお約束だ。(笑)

序盤の印象だけ切り取れば、昔の古き良きセクシーアニメを思い出してしまうようなアニメという感じだ。

あれ?

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

序盤こそエロを振りきったギャグアニメという印象を受けたが、中盤以降少しずつ「あれ?」と思うよなシーンが激増する。

エロを前面に出す世界観に変わりはないのだが、主人公のラッキースケベありありで、さらにギャグで隠せないほどのエロが出てしまっている。中途半端なエロさとでも言おうか。

例えばヒロインが乳房を出して主人公を誘惑するシーンが6話にあるのだが、もはや「単なるエロシーン」でしかなくなってしまっている。

続く7話では主人公が新キャラのヒロインに馬乗りにされて喘ぐというシーンがあるのだが、もはや「それ」をしているシーンにしか見えない。

エロで見せるようになってしまったら、それはただのセクシーハーレムアニメと変わりはない。セクシーを作品の要素として扱うなら、それなりに「カモフラージュ」をしなくてはならない。

最近放送された「異種族レビュアーズ」という異世界のエッチなお店に通うキャラを描いた作品があるが、その作品ではしっかりと「レビューをする」というところに焦点が当たっていたため、意外とエロスを感じて興奮するということがない。

しかしこの作品では「エロ」が前面に出てしまっているシーンが中盤以降余りに多い。エロが前面に出てしまえば、それはもはや「エロ」でしかない。

ラッキースケベがあったり、ヒロインが喘いだり、エロシーンの後に主人公と良い雰囲気になったり。

中途半端なエロが一番ネタにならない。エロを振り切ってやるか、それこそ異種族レビュアーズみたいな別の方向性を見せることで、エロを他の「何か」に変換する必要がある。

ラブコメではそのほとんどが「笑い」に変換されるのだが、このアニメではエロシーンの後に笑いが起こることは少なく、結果的にエロという後味しか残らない。

バトルどこ?

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

1話で全てを使い果たしてしまったかのように、3話あたりからはバトルシーンが消える。

1話で主人公とヒロインの合わせ技が素晴らしく、以後のバトルシーンにも期待しながら観ていたが、バトルらしいバトルはぱったりと消えてしまった。

バトルシーン自体はあるのだが、止め絵と声優さんの声でなんとか迫力を演出するシーンがほとんどで、お世辞にも躍動感があるとは言えない。

恐らく、いや確実に予算的な問題だろう。実際にバトルシーン以外の日常パートでも止め絵が多発し、顔のパーツのバランスも段々と崩れていくのが目に見えて分かるようになる。

しかし個人的にはエロに走るよりも、バトルをしっかり描いて欲しかった感はある。

もちろん止め絵を乱用しようが、派手なエフェクトがなかろうが問題ではない。このアニメは「ヒーローもの」でかつ「バトルもの」でもあるはずだ。

誰かが困っている時に颯爽と現れ、かっこよく悪を成敗する。そんなシーンこそヒーローものの醍醐味でもある。

しかしこのアニメはバトルから逃げてしまっている印象がある。7話で主人公が新ヒロインにバトルを挑まれるシーンでも、バトルを始めるのかと思いきや、訳の分からない謎の絡み合いが始まってしまう。(笑)

先述の通り、これがセクシー路線真っただ中のアニメだったら問題はない。そこから思う存分チョメチョメすれば良い。(笑)

しかしこれはエロアニメではなく、バトルもので、ヒーローもので、ラブコメディなはずだ。

だったらエロでごまかすのではなく、もっとヒーローのカッコ良さだったり、バトルの見せ方だったり、ラブコメへの持って生き方だったりにこだわるべきだった、と思う。

リソースを使いこなせていない

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

毎話のクレジットで流れる「ナレーション 小山力也」という文字を見ると悲しい気持ちになる。

このアニメのキャストはそうそうたるメンツで、悪役含めてベテラン声優を数多く起用している。

敵役に田村ゆかりさん、名塚佳織さん、渡辺明乃さん、川澄綾子さん、中原麻衣さん、伊藤静さん、生天目仁美さん…etc

戦隊側も松岡禎丞さん、加隈亜衣さん、矢作紗友里さん、茅野愛衣さん、桑原由気さんと何とも贅沢な名前がズラリと並ぶ。

しかし、せっかくのネームバリューを全く使いこなせていない。

小山さんはそもそもナレーションを全くしていないし、ベテラン声優たちも少し喋ったくらいであっけなく倒されていく。

お金をかけたのは良いものの、制作陣に使いこなす術がなかった感じだ。

小山さんのナレーションなどもっと上手く使いこなせば、絶対に「かぐや様は告らせたい」の青山穣さんのような、作品に深みを与える面白さを生み出すことが出来たはず。宝の持ち腐れだ。

一言でいえばお金の使い方が下手な作品だ。キャストにお金をかけても活かしきれないのなら、その予算を作画に回せばいい。

とりあえずキャストにお金をかければ面白くなるだろう、という浅はかな考えが透けて見えるし、せっかくの豪華キャストが並んだクレジットも、ただただ空しさを誘うばかり。

アニメの時期的にもコロナの影響が…というのも確かなので作画の出来は正直どうでもよい。しかしリソースを活かす脚本にするという点においては…コロナは全く関係ない。

パターン化

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

この作品のストーリーはある程度パターン化されており、単話完結で敵の「キセイ蟲」を倒すという構成になっている。

1話ごとに新しい敵が出てくるのは鉄板の戦隊モノのお約束でもあり、シンプルで分かりやすい。

ストーリーがパターン化してしまうのは良い方にも悪い方にも転ぶことがあるが、この作品ではそのパターン化が単調さを生んでしまっている。

そのパターン化が面白ければいいが、蟲が出てきてエネルギーを溜めてあっけなく倒すという流れに変化はなく、ド派手なアクションがあるわけでもないので基本的に地味だ。

序盤でラスボスを匂わせる蟲も出てくるが、中盤で一度主人公たちにちょっかい出したきり、大人しくしている。地球を滅ぼそうとしている敵にしては随分あまっちょろいものだ。

あまつさえ、ラスボスの関与なくして終盤には新しいスーツが完成してしまう。直前が水着回だったのにも関わらずだ。強大な敵に対抗するためでもなく、遊んでいただけで勝手に強くなれるとはヒーローも案外安いものだ。

構成に目を向けると、9話の水着回にしても10話の秋葉原回にしても唐突で、ストーリーの流れを作ろうとする気持ちさえ感じない。もはや何を目指しているアニメかさえ分からなくなってくる。

主人公がラッキースケベにあったり、ラブコメお馴染みの水着回があったり。やっていることが結局普通のラブコメと変わらず、せっかくヒーローもののアニメなのに目新しさは無い。

ラブコメをしたいならしたいで、序盤から主人公とヒロインをくっつけようとしていたが、10話の秋葉原回では主人公はぽっと出のキャラと一緒に行動しており、もはや何がしたいのか分からない。

日常回メインの構成になっているせいか、キャラ1人1人の掘り下げも明らかに足りておらず、定番の「5人戦隊」なのに、驚くほど主人公と正ヒロイン以外のキャラの印象がない。

掘り下げが進まないまま中盤では新キャラも投入されており、よくわからないキャラが良く分からないまま知り合いになって、主人公を好きになってという流れには不自然さしかない。

ラスボス

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

ラスボスとなるキセイ蟲は終盤、人間に擬態化し知事になることで、遠回しにエグゼロスを無力化しようとする。

序盤で出たきり何をしているのかと思いきや、人間に化けて知事を目指して選挙活動までする敵。なんとまどろっこしいことをするのだろう。

シンプルに街を襲うなり悪事の限りを尽くせばいいものの、わざわざ人間になりすまして知事になり、知事の権限でまずはエグゼロスの大元である博士を逮捕する。そんなめんどくさい敵がいてはたまらない。(笑)

大ボスなら大ボスらしく暴れまわってヘイトを溜めてくれないと、ヒーローが悪を倒すという構図さえ成立しない。知事に擬態化して大人しくしているキセイ蟲を倒したところで何の感動もない。

あまつさえ、敵が悪さをしているところに現れるのがヒーローの登場シーンであるにも関わらず、知事の住居にコッソリ押しかけ、おとりを使って侵入を図るヒーローたち。

「こんなヒーローは嫌だ」でひと笑い取れるくらいの、何と終盤に相応しくないショボい絵面だろうか。もはやウケを狙っているとしか思えない。

加えて、主人公がエネルギーを溜める相手も正ヒロインの女の子と決まってしまっているがために、結果的に他のキャラが当て馬にならざるを得なくなっているのも大元の問題としてある。

主人公と正ヒロインが両想いで、主人公が「行為」でエネルギーを溜めるとなったとき、その行為の相手は必然的に正ヒロインに絞られる。

そうなると他のキャラは蛇足でしかなくなるし、他のキャラとの行為の可能性を残すような展開にしても、それも蛇足にしかならない。結果は分かり切っているからだ。

そうなると作品自体が問題だらけだったということになるが、それは言ってもしょうがない。

せめて他のヒロインと争わせるくらいはあっても良かったが、正ヒロインの1人勝ちだったために、他のヒロインの存在感は極限まで薄まってしまった。

総評:ヒーローとは?

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

序盤に正ヒロインがヒーローに覚醒して力を得て、5人戦隊で敵を倒していくという方向性を示したにも関わらず、中盤以降無駄に日常回を挟んだことで尺を縮め、キャラの深堀もしないまま新キャラを投入するなど、序盤以降は迷走してしまった感がある。

バトルが盛り上がればまだ救いようがあるが、バトルシーンでは止め絵が多用されており、数少ないバトルシーンでもそれほど力はこもっておらず、仇敵もライバルもいない。

ライダーや戦隊モノでよくある勧善懲悪を深夜アニメでやろうとしていたのは分かるが、もはやヒーローアニメであることを忘れてしまうほど、ヒーロー活動をせずに終わってしまった。

敵は1話ごとに終盤でちょこっと出てくるだけでもはやおまけ扱いだし、序盤からラスボスを匂わせていた蟲も、少しちょっかいを出しただけで随分大人しい。

ラブコメをやりたいならやりたいで分かるが、主人公と正ヒロインを別行動にしたり、正ヒロインが主人公を邪険にしっぱなしだったりで、何がしたいのか分からない。

正ヒロインには「昔」の人格が眠っており、その人格では主人公をからかったり反応を楽しんだりと、とても可愛らしい。

むしろ現在のツン9割の性格よりも可愛いとさえ思うのだが、その人格が登場するのは一度きりで、延々と「思いとは裏腹なツンツンヒロイン」を見せられる。

せっかくオタクのツボを刺激するような「からかい属性」を持っている人格がいるのなら、それを存分に活かせばいいと思うのだが。

そもそもエネルギーを溜めるという行為が「行為を行うこと」だったり、キャラによっては「第三者として行為を観ること」だったりとかなり直接的だ。

行為に及んでいるシーンではもちろん謎の光が仕事をするものの、やっていること自体は「それ」と変わらず、キャストの演技もどこかいやらしく聞こえてしまう。

いやらしい行為を如何に「紳士的」に見せるかというところに期待していたが、エロスをそのままエロスとして受け取ってしまうシーンばかりで、紳士アニメの片隅にも置けない。

終盤には序盤から匂わせていたラスボスと戦うことになるのだが、そこに至る過程も唐突でついていけない。

主人公がいつも通りラッキースケベでヒロインにぶっ飛ばされるシーンから転じて、いきなり主人公たちに力を授けた博士が逮捕されるというニュースが流れる。

博士が逮捕される予兆など全くなく、直前まで規制ギリギリのお風呂シーンをやっていたとは思えない変わり身の早さに、苦笑を禁じえない。

しかも博士が最後に残した「ゼロスーツ」という究極の装備が手に入り、さあここからという場面で、なぜか「エグゼロスは解散だ」と主人公の口から衝撃的な言葉飛び出す。

明らかに逮捕された博士をゼロスーツを使って取り返しに行くという流れにも関わらず、わざわざその流れをぶった切って、11話にして解散の方向に向かうのは正直理解できない。

さらに畳みかけるように解散のあくる日に、ヒロインが主人公に

「少しは前向きに考えてもいいんじゃない。それに部活にも入ってないんだし、少しは高校生活を楽しまないと」

と言って落ち込む主人公を励ますシーンがあるのだが、散々海に行ったり秋葉に行ったり夏を満喫していたのは一体誰だったか。

しかもその言葉通り、高校生活を満喫している場合などではないのに花火大会のイベントが始まってしまう。そこからのヒロインの

「ようやくやって来たわ!エグゼロスとかキセイ蟲とかエネルギーとか、そんなのとは無縁な高校生活が!」

という言葉である。脚本もめちゃくちゃだし、キャラの言動や行動がもはやサイコパスとしか思えない。

「ラスボスと戦う」という作品一番の盛り上がりにも関わらず、最後の最後まで導入が適当で全然物語に入り込めないし、ヒーローを応援しようという気持ちも湧かない。とことん謎ばかりの作品だ。

グループが解散するけど結局みんな戻ってきて、また一致団結して敵を倒す、みたいなことをやりたいというのは分かるが、それにしても11話からやるには尺が短すぎるし、無理矢理やろうとしてかなり急ぎ足になってしまっていた。

最終話にして作画も力尽きてしまっている。もはや止め絵さえも維持することが困難になるほど崩れており、目も当てられない。

序盤こそヒロインを守るヒーローらしいかっこ良い主人公と、技を繰り出すと服が脱げるというバカらしい設定のギャップが素直に面白いと感じさせたが、そもそもバトルシーンが少なく、無駄に多い日常パートのせいでキャラ1人1人の魅力を掘り下げるシーンがほとんどなく、結局何がしたいアニメか分からないまま終わってしまい、本当に残念だ。

最後の最後でようやく服が破けることのない「ゼロスーツ」を身にまとい、ラスボスに向かって戦いを挑むシーンがあるのだが、正直今更感が強く盛り上がりに欠ける。

このご時世なので作画は仕方ないにしても、ストーリーはもう少しなんとかなったのではないだろうか。

ビジュアルも可愛いしキャストも有名どころを多く起用しており、素直に可愛いと思える瞬間もあった。それだけにずさんなストーリーのせいで、何もかも台無しになってしまった感じだ。

雑感:清々しいほど酷いアニメ

©きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会

キャラを持て余し、ストーリーも唐突で流れもへったくれもない適当さ。

せめてヒーローものならそれらしい構成でスカッと敵を倒して欲しかったが、そもそもバトルシーンが少なく、日常パートに余計な尺を費やして余計なキャラまで増やして。

何がしたいのか最後まで分からなかった。

最終話にはラスボス役を演じた井上喜久子さんの鉄板ネタ「17歳です」「おいおい」まで使う始末で、もはやアニメとは何の関係もない中の人ネタで笑いを取る暴走っぷり。(笑)

セクシーな要素も、ダイレクトに見ている側に伝わってしまうような描写がほとんどで、狙ったエロはいやらしさしか生まない。

せっかく有名どころでキャリアもしっかりある声優さんが揃ったのに、「ただエロいシーンを演じさせて喘がせるだけなんて、なんて勿体ないのだろう」と何度も歯噛みしたものだ。(笑)

セクシーシーンをどう面白く演じてカモフラージュするかで声優さんの技量が見えて、そこにその声優さんならではの面白さが生まれるのに、ただ喘がせるだけなんてナンセンスにも程がある。

ついには、キャラの口の動きと声優さんの声があっていないという大惨事まで起きており、全くもってどうしようもないほどめちゃくちゃなアニメだった。

桑原さんが演じてる銀髪の女の子に関しては、もはや最後の「喘ぎ」シーンしか印象がない。仲間の一人にも関わらず、知れたのはせいぜい「漫画を書いている」ということだけだ。

茅野さん、矢作さんが演じたキャラもしかりだ。

一番大切な最終話にしても、Bパートでようやくラスボスと戦闘に入る。

「敵に操られて、正気に戻って倒して、日常に戻る」

というのを駆け足で一気に済ましている。敵を倒した感動も日常を取り戻した安堵も何もないまま、主人公の苦笑いで最終回が終わるという適当さ。

最後までしっかり適当なアニメだった。

何もかもカツカツで適当にならざるを得なかったのだろう。同情はあるが、どこをとってもただただ酷いアニメだった。

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