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【2020アニメ】「異種族レビュアーズ」アニメレビュー

(35点)全12話

ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで…。

足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。決着の方法は……嬢のレビュー!?

あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、他の仲間達への“お役勃ち”情報として提供していくスタンクたちの活躍は、まさに性戦士のごとし!今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……。TVアニメ「異種族レビュアーズ」公式サイト

異種族の風俗店を回るアニメ

異種族の風俗店を回ってレビューをしていくアニメ。

原作は天原先生。

監督は小川優樹さん。

制作はパッショーネ。

ぶっとび枠

引用元:©天原/KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会

内容がとんでもなくぶっ飛んでいる。

異種族が経営する風俗店に赴き、下半身のお世話をしてもらい、そのサービスをレビューしていくというアニメだ。

コンセプトは分かりやすい。

今までないようでなかった斬新なアイディア。

作者の天原先生は執筆中にイケナイ薬をキメていたのか、はたまた二日酔いだったのか、よく作品を世に出せてアニメ化まで漕ぎつけたものだ。(笑)

2009年代後半~2010年代前半を振り返ると、BPOに喧嘩を売るようなアニメはしょっちゅう放送していた(筆頭はヨス○ノソラ)が、最近はこの手のアニメはめっきり減ってしまっていた。

久しぶりに挑戦的なアニメが始まると知ったとき、アニメファンとして、一人の男として胸が高鳴ったものだ。(笑)

内容は予想通りぶっ飛んでいて、ぶっ飛び過ぎてK点どころか大気圏も突破して、太陽圏の彼方まで飛んで行ってしまった。(笑)

最後まで順調に放送できるわけもなく、アメリカを皮切りに、TOKYO MX、サンテレビで放送が中止に。(笑)

しかし何とか最後まで走り切ったことは、それだけで十分評価に値するだろう。(笑)

だがこの手のアニメを一つの「作品」として評価することはできない。

どんなに出来が良くても、だ。

ストーリーがない

引用元:©天原/KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会

このアニメにはストーリーが存在しない。

風俗店に入ってレビューをする。

それ以外は風俗店に行くまでの日常が淡々と流れるだけ。

胸が熱くなる対立もなければ、失敗も成功もない。

メインキャラがバリエーション豊かな風俗店を回ってレビューするだけのアニメだ。

最初は今までにない方向性で視聴者を驚かせることができていたかもしれないが、徐々に同じ展開が続くと、どうしても飽きてしまう。

途中で視聴を辞めてしまった人も大勢いるはずだ。

凝ったストーリーを作って視聴者にテーマを伝えたり、感情に訴える作品にすることもできたはず。

しかしそれをしなかった時点で、このアニメを「作品」として評価することはできない。

「エロかった」「最後まで頑張って放送した」「今までにない世界観だった」

などと理由付けをして評価をしてしまったら、他の作品たちに失礼になる。

もちろん私はこの作品が嫌いなわけでも、リスペクトしていないわけでも、酷評したいわけでもない。

製作陣がスタッフ・キャストの家族を人質にとっていたとしても、テレビ局に大金を積んでいたとしても、局の重役を催眠術で操っていたとしても、事情はどうあれ、このアニメを放送できたこと自体が本当に凄い。(笑)

ただ私には、アニメ化で満足している印象がどうしても拭えない。

アニメ化するためにアニメ化をした。驚きやインパクトを与えることだけに焦点が当たっていた。

製作陣はもっと「見せ方」に気を遣うべきだったし、原作に胡坐をかいた結果が放送中止に繋がり、今一つハマらない要因になっていたと思う。

こういうアウトローがたまにはあっても良いが、日本が世界に誇れるアニメではない。

それを忘れてはいけない。

メイドリー

引用元:©天原/KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会

メインキャラがよくタムロしているお店「食酒亭」の看板娘・メイドリーちゃん。

彼女は「有翼人」の女の子で、度々登場しては、せっせとお店を切り盛りしている。

メイドリーちゃんが可愛くて、声優を務めたM・A・Oさんも超絶可愛いことは言うまでもないが、この作品の中でもかなり重要な役を担っていた。

セクハラを受けるたびにキレて暴れたり、ぶん殴ったり、恥じらったり、喘いだりと、かなり良いアクセントになっていた。

特に印象的だったのが6話のゴーレム回。

ゴーレムと言うと岩のような体躯のモンスターを想像するかもしれないが、この作品のゴーレムはいわゆる「人形」。

メインたちが訪れたゴーレムの風俗店で、彼らはメイドリーそっくりのゴーレムを作って、そのゴーレムと行為を楽しむ。

その後、クリム君という天使キャラが良心の呵責に耐え切れず、メイドリーにチクってしまい、彼らが「メイドリーゴーレム」と致したことが露見してしまう。

そして案の定ボコボコにやられて終わり、という話だ。(笑)

オチも付けることができるメイドリーちゃんがいなかったら、この作品は絶対に成り立っていない。

そのくらい存在感の大きさを終始見せてくれた。

濡れ場でも身体を張りつつ、ギャグパートでも大活躍。

残念なのが出番が少なかったこと。

もっと出番を増やして準メインとして扱っていれば、ギャグパートでもっと秀でたシーンが作れたと同時に、エロ要素を少しでもかき消して、万人向けアニメに近づけたかもしれない。

まあエロでこれだけ尖ったからこそ、「異種族レビュアーズ」という作品が話題になったと捉えることもできるが。

レビューパート

引用元:©天原/KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会

様々な種族と「行為を楽しんで終わり」ではない。

行為の後は必ず「レビューパート」が入る。

体格・風貌。サービス内容。行為中の女の子の反応。どういう人がこの風俗店に合っているか。

1人1人細かくレビューをして、10点満点中何点だったのかを採点する。

ただエロを見せるだけではなく、あくまで評価をする前提で行為を楽しむことで、エロ要素を緩和するとともに「異種族と行為をしたらそんな感想になるのか~」と純粋に勉強になったし、妄想を膨らませることができた。(笑)

エロだけで突っ走るのではなく、作画や声優さんの演技も含めて「レビューを見て楽しんでもらおう」という姿勢がレビューパートから伝わってきて、非常に良かった。

総評:ふっとび率100倍

引用元:©天原/KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会

「異種族レビュアーズ」というアニメを作ったこと、そして最後まで放送したこと。

この2つだけを成し遂げただけでも、気持ちは満点をつけたいところ。

しかし中身は変化に乏しい退屈な物語だったと言わざるを得ない。

確かにエッチなお店や種族のバリエーションという意味での「変化」はあり、毎度異なる種族との行為を楽しむことができた。

だが、ストーリーやキャラという意味での成長は全くない。

「エッチなお店に行ってレビューをする」

このアニメを紹介するのにこの一言で成立してしまう。中身が薄い。

まあこれをコンセプトにしてしまった時点で、ストーリーの膨らませようがないのかもしれないが。(笑)

ストーリーがなくても他にアクセントがあればもっとウケたと思うし、それこそメイドリーちゃんはその役目にピッタリハマっていたはずだった。

ちなみにクリム君がエロを学んで、一人でもエッチなお店に行くようになってしまったのを「成長」とは呼ばないこととする。(笑)

後は女性陣の演技。

毎回豪華ゲストが出演したことでも話題となったレビュアーズ。

みくるたんを演じたあの人だったり、前川みくを演じたあの人だったり、伝説のBBAだったり。

毎回いろんな女性陣が喘ぎ声をやらされていて、興奮するよりも先に、同情してしまう気持ちがどうしても出てしまった。(笑)

彼女らは仕事でやっていると分かってはいるが、毎回喘いでいく声優さんたちの演技を聞いて、声優の凄さを改めて痛感した。

他人が見ている前で全力で喘ぐというのは簡単なことではない。

女性陣の頑張りも間違いなくこのアニメを支えていた。

ちなみに、私が激推しする富田美憂さんがクリム君の声優を務めていたということもあって、かなり贔屓をしてしまったことは内緒だ。(笑)

個人的な感想:伝説を残した

引用元:©天原/KADOKAWA/異種族レビュアーズ製作委員会

伝説は間違いなく残した。

唯一無二の世界観。話題性抜群のコンセプト。

記憶に残るという一点においては、このアニメに勝るアニメは数えるほどしかない。(笑)

それくらいアニメの歴史に間違いなく足跡を残した作品だと思うし、アニメを知らない勢も取り込んだ功績も素晴らしい。

しかし唯一無二だけにスポットを当ててしまった結果、中身が少々味気ないものになってしまった感は否めない。

「最初のインパクト」を超える瞬間というのが最後まで訪れることはなかった。

そうは言っても大いに笑わせてもらったし、大いに勉強になったし、大いに興奮をしたのも事実。(笑)

理屈よりも心で感じることができた作品で、やはり「エロ」という男の本能に抗うことはできない。(笑)

「こんなお店があったらいいな」と思わせてくれる。

私にとって「異種族レビュアーズ」はそんな作品だった。

エロいのが嫌だから。

それくらいの理由で観ないのはもったいない。

アニメ史にさん然と輝く伝説を残した「異種族レビュアーズ」という作品を、一度視聴してみてはいかがだろう?

以上、異種族のお店をレビューするアニメをレビューしたの巻。

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