こんにちは。たくあんです。
今回はオススメのkeyアニメの紹介です。
keyとは株式会社ビジュアルアーツのゲームブランドで、数々の恋愛アドベンチャーゲームを世に送り出してきた有名なブランドです。
代表作は「AIR」や「CLANNAD」や「リトルバスターズ!」など。
恋愛ゲームに新しく「泣き」「感動」「笑い」などの要素を取り入れた、「泣きゲー」のパイオニアでもあります。
また、「Angel Beats!」や「Charlotte」などのオリジナルアニメも手掛けるなど、その世界はゲームだけに留まりません。
そんなkeyのアニメ作品の中でもオススメの作品を、7作品紹介しようと思います。
key作品のファンだけではなく、key作品を知らないという方にもぜひ観てほしいです!
Contents
AIR(2005)

主人公の国崎往人は人形遣い。
「法術」と呼ばれる不思議な力で、芸を見せながら旅を続けていました。
そんな往人の前に、ある日、神尾観鈴(右)という女の子が現れ…。
keyが発売した2作目の恋愛ゲームが原作のアニメで、原作は10万本を超えるほどの人気を誇りました。
ゲームももちろん大人気でしたが、本作のアニメも「芸術」と言われるほどの完成度を誇ります。
その触れ込みに嘘偽りはなく、作画をはじめ、音楽も演出も脚本も、全てがハイクオリティなアニメです。
制作は京アニで、key×京アニの名コンビが生まれたのが、他でもないこの「AIR」なのです。
光を反射する海の風景とか、揺れる蜃気楼とか、14年前のアニメとは到底思えないほど。
ストーリーも「泣きゲー」と呼ばれた原作そのままに、ラストには感動が待っています。
これから訪れる夏に最もオススメしたいアニメで、「絵がちょっと…」という方も、軽い冒険をする気持ちで観てほしいです!
「AIR」は
で観ることができます!
kanon(2006)

主人公の相沢祐一は、家庭の事情により北国の叔母の家に居候をすることに。
そこで水瀬名雪(中央左)という女の子と再会をし、それがきっかけで、他のヒロインと出会っていくというストーリー。
原作はこれまたkeyで、泣きゲーのパイオニア的作品でもあり、「泣きゲーの金字塔」とも言われているほど感動できる作品です。
24話構成で、各キャラとの恋愛がしっかり描かれているので、自分の好きな女の子とのストーリーも楽しめます。
序盤は日常アニメのようなゆったりとした展開で、キャラを掘り下げつつ、そして徐々に各キャラのパートへと進行していきます。
作画もとんでもなく綺麗です。
雪の描写はもちろん、目の届かないような部分も丁寧に描かれている、まさに京アニクオリティ。
夏に「AIR」を観て暑さをやり過ごし、冬に「kanon」を観て年を越せれば完璧です。(笑)
「AIR」や「CLANNAD」と同じように、絵に少し癖はありますが、そこが大丈夫ならぜひ観てほしい作品です。
観ていれば慣れると思うので、苦手でも頑張って観てほしいですが…それくらい素晴らしい作品です!
「kanon」は
で観ることができます!
CLANNAD(2007)

主人公の岡崎朋也(奥)は、怪我でバスケを辞めてから不良になってしまった高校生。
そんな朋也はある日、学校へ至る坂道で一人の少女、古河渚(中央)と出会います。
演劇部を復活させたい渚にアドバイスを送っているうちに仲を深め、親友の春原陽一(下)や他のヒロインも加えながら、各キャラのルートに分岐していく構成になっています。
keyの3作目にあたるこの「CLANNAD」
2004年に再発売されて、10万本を突破するなど、名作中の名作として名高い恋愛アドベンチャーゲームが原作のアニメです。
各キャラとの個別ルートを踏襲しつつ、主人公の朋也の高校を卒業してからのその後までも、2期の「AFTER STORY」で描かれています。
テーマは多岐に渡り、親友の春原との友情が描かれることもあれば、朋也と父のギクシャクした関係や親子愛が描かれることもあります。
恋愛ゲームが原作でありながら、ここまで恋愛以外のテーマについて掘り下げる作品というのは、今でも少ないと思います。
この作品は、人生において大切なことをたくさん教えてくれます。
「CLANNADは人生」
と言われる所以がここにあります。
さらには笑いの要素も豊富にあり、特に朋也の悪友の春原は、馬鹿まっしぐらな性格で観ていて飽きません。(笑)
キャラ絵で少し嫌悪感を示す方が多いと思いますが、中身で決めてほしい作品です。
外見で決めるのは非常にもったいない!観たら確実に好きになります!
keyのゲームの素晴らしさを最大限に表現できるのは、やはり京アニしかいません!
それと便座カバー。
「CLANNAD」は
で観ることができます!
Angel Beats!(2010)

天上学園は生徒数2000人の全寮制の学校。
一見普通の学校ですが、実は死後の世界。
現世で理不尽な人生を体験し、まともな青春を送れなかった者が送られる場所で、学園で楽しい青春をやり直すことで未練をなくし、成仏することができます。
主人公の音無(左)もある日、死後の世界に飛ばされ、訳も分からずに「死んだ世界戦線」の一員となることに…。
理不尽な死に方をした者が集まる死後の世界の学園でのストーリーで、「青春」にテーマを置いた作品です。
何気ない学園での風景だったり、友達とバカ騒ぎしたりくだらないことを言い合ったり、そういうごく普通の風景が多々描かれています。
本作はオリジナルアニメで、音楽・脚本をkey所属の麻枝准さんが、キャラデザをNa-Gaさんが務めています。
ギャグパートが多くあり、エンタメ作品として、より多くの人が楽しめる作品になっています。
一応泣き要素もありますが、ラストの感じ方は人によって分かれると思います。
僕の場合は、泣けると言われて観てみたものの、泣きはしませんでした。
ですが、笑いあり涙ありの作品なのは間違いないですし、知名度も相当なものなので、ぜひ一度観てみてください!
「Angel Beats!」は
で観ることができます!
リトルバスターズ!(2012)

主人公の直枝理樹(中央)・棗恭介(左から2番目)・恭介の妹の鈴(右から2番目)・井ノ原真人(左)・宮沢謙吾(右)の5人は、幼い頃、正義の味方「リトルバスターズ」として一緒に行動した仲良し組。
その5人が同じ高校に入学して、そこでまた再び「リトルバスターズ」として野球チームを作るというストーリー。
keyの6作目に当たる恋愛ゲームで、2007年に発売され、こちらも10万本以上の大ヒットを記録した作品です。
個人的には一番思い入れのある作品で、keyを知ったのもギャルゲーと言われるゲームをしたのも、この「リトバス」が初めて。
そして長い間、アニメ化を待ちに待った思い出深い作品でもあります。
アニメ化が決まったときの感動を、僕は一生忘れません。
このリトバスも、「泣きゲー」の代名詞的存在です。
アニメ版でも、各ヒロインのルートがしっかりあり、笑いや感動のシーンもゲームそのままの感情を味わうことができます。
特に「リトバスといえば」なのは「笑い」の部分。
主人公の理樹と幼馴染の真人のボケツッコミのやり取りは最高に癒されますし、その真人の筋肉バカっぷりも、このリトバスには欠かせない要素になっています。
さらに、『友情』も重要なテーマになっていて、「リトルバスターズ」の仲間たちの友情、ずっと一緒に過ごして来た5人の幼馴染の友情。
最高に笑えて最高に泣ける。
それがこのリトバスという作品で、アニメもいいですが、ぜひ原作のゲームをプレイしてもらいたいですね!
でもやっぱり、アニメよりもゲームの方がより感動できるので、できればゲームから入ってほしさはあります…
「リトルバスターズ!」は
で観ることができます!
Charlotte(シャーロット)(2015)

主人公の乙坂有宇(左から2番目)は、「5秒間だけ他人の意識を乗っ取る能力」を持つ高校生。
その能力を悪用し、エセ優等生として順風満帆な高校生活を送っていました。
しかしそれを、学園の生徒会の友利奈緒(左)に見破られ、生徒会に入って、同じ能力者に警告をする活動に協力をすることになります。
本作は「Angel Beats!」と同じく、原作がゲームではない完全オリジナルなアニメで、原作・脚本をkey所属の麻枝准さんが担当しています。
麻枝さんはkey所属の有名なシナリオライターで、「kanon」や「AIR」や「CLANNAD」や「リトバス」などのヒット作で、脚本や音楽を担当している天才です。
そんな麻枝さんが原作&脚本というかなり重要なポストで関わった作品が、この「Charlotte」です。
不完全な超能力を持つ高校生の青春模様が描かれていますが、後半はある事件がきっかけに、一気にシリアスになっていきます。
笑いの要素が豊富な実にkeyらしい作品で、「Angel Beats!」と同じく、エンタメとして完成度の高い作品で、誰でもとっつきやすいアニメになっています。
「Charlotte」は
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Rewrite(リライト)(2016)

主人公の天王寺瑚太朗(中央)は平凡な高校生。友達もそれなりの高校生。
そんな瑚太朗は、秋の収穫祭に向けて、自分を変えるために行動を起こします。
そんな矢先、幼馴染の神戸小鳥(右)を森に迎えに行った夜を境に、心霊現象に悩まされることに。
瑚太朗はその悩みを学園のオカルト研究会の会長である、千里朱音(左)に相談をして、それがきっかけで瑚太朗はオカルト研究会に入ることに。
小鳥も研究会に巻き込んで、他のヒロインも加入し、そうして賑やかになっていく瑚太朗の日常を描いた作品となっています。
瑚太朗と小鳥の幼馴染ならではのやり取りだったり、瑚太朗の朱音へのセクハラだったり。
途中まではそう、普通の学園日常コメディアニメですが、途中からシリアスな展開に一気に突入していきます。
そして日常青春アニメから、バトルファンタジーアニメに早変わり。
アニメ版は原作のゲームとは違い、各キャラのルートにはあまり触れない、オリジナルなシナリオになっています。
アニメ単体としては十分楽しめる作品ですが、原作プレイ済みの人間からすると…少し不満の残る内容に。
小鳥ルートとか朱音ルートとかめちゃくちゃいいんですけどね…ぜひ興味のある方はゲームから入ってほしい作品です。
key原作のゲームは2011年に発売され、その後、PSP版やPS4版も発売されています。
シナリオには田中ロミオさんと、「ひぐらしのなく頃に」で有名な竜騎士07さんもシナリオとして参加をしています。
メインのシナリオライターとして活躍してきた麻枝さんは、このリライトでは音楽を主に担当しています。
「Rewrite」は
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日本のアニメにもかなり力を入れています。
Netflixでしか観られないアニメもあります。
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・ケンガンアシュラ Part2
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Netflix(ネットフリックス)3種類の料金プランどれが良いのか | サービスの特徴・違いを解説
もちろん、パソコン、スマホ、タブレットなど、いろんな端末でいつでもどこでも動画を観ることができます!
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まとめ:keyアニメは人生の教科書
オススメのkeyアニメを7作品紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
どの作品も実にkeyらしく、恋愛・友情・夢・絆・人生など、いろんな要素が絡み合った、とても中身の濃いアニメばかりです。
特に2000年代のアニメはどれも神作品なので、必修科目として一度は視聴したいところ。
誇張なしで、人生が変わるほど感動する作品ばかりなので。
さらに、keyはアニメでも楽しめますが、やはりゲームで遊んでこそ。
何と言っても、シナリオの良さが他のギャルゲーとは一線を画しています。
「泣きゲー」といわれるだけあって、分かっていても泣けるストーリーと、そして思わず笑ってしまうようなギャグも豊富に入っています。
笑いあり涙ありのストーリーとは、まさにkeyの作品のためにある言葉といっても過言ではありません。
ギャルゲーの域を超えた作品ばかりで、まだ遊んだことがない方にはぜひ一度遊んでみてほしいと、切に思います。
2004年に発売された「CLANNAD」は、任天堂switchやプレーステーション4対応の移植版も発売されていますし、一本にkeyの全てが詰まった作品です。
keyの世界観をゲームで体感したことがない方は、一度遊んでみてください!
それでは!