こんにちは。たくあんです。
もうすぐ年が明けて、2020年を迎えます。
2019秋アニメも豊作で、本当に面白い作品ばかり。
ぼちぼち最終話が配信され、僕も一気に追い込みをかけて観ているところです。
そんな2019秋も終わり、新しく始まる2020冬(1月~)アニメも豊作と専らの噂。
その中でも今回は、2020冬のアニメ化が決まっている「推しが武道館いってくれたら死ぬ」を取り上げようと思います。
2020冬アニメのそうそうたるラインナップの中でも、ひと際輝きを放つこの作品。
僕は2020冬の「覇権」にこの作品を激推ししています!
今回はその「推しが武道館いってくれたら死ぬ」について、アニメ化の情報も交えて、どこが注目ポイントになるかをまとめていきたいと思います。
Contents
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」について紹介

原作者:平尾アウリ
出版社:徳間書店
掲載誌:月刊COMICリュウ
発表号:2015年8月号~
巻数:既刊6巻(2019年12月現在)
あらすじ:岡山県在住のえりぴよはマイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・市井舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを押しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら…死んでもいい!』そう断言するえりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く…!
漫画は2015年から「月刊COMICリュウ」で連載されています。
既刊6巻で、発行部数は50万部を突破(2019年11月時点)しています。
地下アイドルに熱狂する一人の女性が、「推し」のために、文字通り全てをかけるという、アイドルアニメになっています。
次にアニメ化の情報です。
監督:山本裕介
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラデザ:下谷智之、米澤優
アニメーション制作:エイトビット
OPテーマ:ChamJam『Clover wish』
EDテーマ:えりぴよ(CV:ファイルーズあい)『♡桃色片想い♡』
放送局:TBS 2020年1月9日(木)深夜1:28~
BS-TBS 2020年1月11日(土)深夜2:00~
配信サービス情報:FODにて1月10日から配信開始。毎週金曜6時に最新話更新。
アニメ制作会社のエイトビットは、今期の2019秋アニメ「星合の空」を制作している会社です。
他にも「インフィニット・ストラトス」「ヤマノススメシリーズ」「転生したらスライムだった件」など、有名なアニメの制作も手掛けています。
監督の山本裕介さんは、「ヤマノススメ」や「ナイツ&マジック」で監督をやられた経験があり、長らくテレビ放送されていた「ケロロ軍曽」の監督としても有名です。
シリーズ構成の赤尾でこさんは、歌手でもあり脚本家でもあるという珍しい経歴の持ち主。
今期のアニメ「アサシンズプライド」「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」でもシリーズ構成を担当されています。
他にも数々の有名アニメで、脚本やシリーズ構成を担当されていて、ストーリー展開にもかなり見どころがありそうです。
キャラデザの下谷さんもかなり丁寧で落ち着いた作画をすると評判の方ですし(wiki参照)、監督の山本裕介さんとは何度かタッグを組んでいるので、やり慣れている部分も大いにあると思います。
米澤さんも、1人で作監や原画をやり遂げるほどの速筆の持ち主で、速いだけではなく安定した絵を描くことで評判なそう。(またまたwiki参照)
作品としての面白さやポテンシャルはもちろん、これだけのスタッフが集まってアニメ制作が行われているのですから、そりゃあ面白くないわけがありません。
確実に覇権を争う作品になるでしょうし、僕が激推しする理由も分かっていただけたと思います。
2期制作の指標の一つとなる「DVD&Blu-ray売上5000枚」も既に達成したといっても過言ではないかもしれません。
さすがに気が早いか。(笑)
同じアイドルアニメの「アイマス」や「ラブライブ!」を超えるほどの勢いはないにしても、アイドルアニメの代表作には間違いなくなるでしょうね。
主要キャラ紹介
えりぴよ(CVファイルーズあい)

本作の主人公。
パン工場でアルバイトをしているフリーターの女性。
ある日、偶然見た『ChamJam』の野外ライブで熱狂的な舞菜オタとなり、収入の全てをファン活動に充てるようになる。
「自分の人生には舞菜の1分1秒が必要」「舞菜にはもっとファンが増えるべき」と豪語し、実質1人で推し支えている舞菜トップオタ。
しかし、その熱狂的すぎるファン活動が逆に周囲の人間を引かせてしまい、舞菜にファンが定着しないという本末転倒な事態を招いている。
くまさ(CV前野智昭)

30代半ばの太り気味で眼鏡を着用した男性。
元は会社員だったが、ファン活動に時間を割くために現在はフリーターをしている。
『ChamJam』の野外ライブを見ていたえりに声をかけ、アイドルファンになるきっかきを作った人物。
れおのことを『ChamJam』結成前から応援しているれおトップオタで、生誕祭の委員なども務める。
基(CV山谷祥生)

20代前半の男性。
塾でアルバイトをしている。
空音推しの新参に分類されるファンだが、トップオタのえりやくまさと交友を持つ。
推しとの交際や結婚を真剣に夢見ている「リア恋勢」と呼ばれるタイプのファン。
玲奈(CV市ノ瀬加那)
基の妹。高校生。
空音に顔立ちが似ている美少女で、空音と間違えられたこともある。
基に連れられてガールズフェスタに参加し、舞菜のファンになった。
ライブには時々来て、えりぴよ以外のファンとして、舞菜にとても喜ばれている。
市井舞菜(CV立花日菜)

17歳 / 身長:152センチメートル / 出身地:岡山県倉敷市 / 誕生日:1月18日 / 血液型:O型 / メンバーカラー:サーモンピンク /高校生
えりが熱狂的なまでに応援しているいわゆる「推し」。
ファンはグループ内で最も少ないが、原因の一端はえりの精力的すぎるファン活動にある。
内気で人見知りな性格。趣味は散歩。
好きな食べ物はパンで、メンバーカーラーとしてあてがわれている(サーモン)は好きでも嫌いでもない。
えりに対しては塩対応になっていることが多いが、実際にはえりのことを嫌っているということは全くなく、むしろ親しくなりたいと思っている。
と同時に、アイドルであるために自分の気持ちは抑制しなければならないと考えているため、えりとの接し方にしばしば悩んでいる。
五十嵐れお(CV本渡楓)

22歳 / 身長:156センチメートル / 出身地:岡山県勝田郡 / 誕生日:10月25日 / 血液型:AB型 / メンバーカラー:ピンク
『ChamJam』の最年長でリーダー。ツインテールがトレードマーク。
以前は別のアイドルグループで活動していたが、突然の解散により行方知れずとなり、現在の事務所に所属して『ChamJam』結成の際の主柱となる。
キャリアが長いこともあり、アイドルとしての実力・人気ともに高い。
しかし、自分では自分の容姿はあまり良くないと思っており、謙虚な性格である。
また、他のメンバーを大切に想っており、彼女らを精神的に支えて導く存在でもある。
松山空音(CV長谷川育美)

18歳 / 身長:157センチメートル / 出身地:岡山県岡山市 / 誕生日:2月13日 / 血液型:A型 / メンバーカラー:ブルー
高校生。趣味はテニスで部活にも所属している。
ファンを大切にしており、ファンレターをくれた基には一目で気づいた。
そのため人気も高く、1巻時点でいわゆる前列組で、れお・眞妃と共にトップ3に入っていた。
アイドルになったのは、野外ライブ中のれおを見て興味を抱き、叔母が応募したのがきっかけ。
そのため、れおに対し「理想のアイドル」として尊敬の念を抱いている。
アニメの注目ポイント:「他人」のために全てを捧げるえりぴよの真っすぐな姿に注目!

主人公のえりぴよは、舞菜というアイドルの女の子に夢中な20歳。
アイドルアニメは数あれど、「アイドルオタク」を切り取ったアニメというのは珍しい、というか僕自身初めてです。
そういう意味で楽しみというのもありますし、僕が一番楽しみにしているのが、「誰かのために頑張る」えりぴよの姿です。
アイドルオタクというのは一般的に、滑稽な部類の人種です。
盲目的にアイドルを応援し、お金も時間もかける意味が本当にあるのか。
僕の友達に、TくんというAKBを追っかけていたドルオタがいましたが、会うたびにいつも自分の推しについて、聞いていもいないのに自慢話をしてきたものです。(笑)
やれCDを30枚買っただ、やれ神奈川まで握手会に行っただ、やれ彼女が出る劇を見に行っただ、推しの話をするTくんの表情はいつも生き生きしていました。(笑)
グッズが出るたびに買い、CDが発売されるたびに何十枚と買い、握手会にも交通費を払ってまで行き、たった数秒のために何時間も並んで…
しかし、そこまで誰か一人のために頑張ったとしても、何かが形になって返ってくることはほぼありません。
せいぜい「認知」をもらって、握手会のたびに少しだけ思い出してもらって、近況報告をするくらいでしょう。
その報告も何百何千人のファンから受けていて、いちいち覚えているわけはありませんし、「わかっているフリ」をされている人が大多数なのが現状でしょう。
いくらお金と時間をかけようと、そのアイドルにとっては路傍の石の一つに過ぎないのに、なぜそこまでの熱意を注ぐことができるのか…
第三者の視点で、疑問に思う方が多いと思います。
僕も正直疑問で、Tくんの自慢話を聞き流しながら適当に相槌を打って、早く話が終わらないかと常に思っていました。(笑)
しかし、ドルオタというのは「他人のために頑張れる素晴らしい人間」と捉えることもできます。
「誰かのために生きる」「誰かのために頑張る」という言葉は、言うは易し行うは難し。
自分のために生きている人が大多数を占める世の中で、自分を犠牲に出来る人間はそう多くはありません。
それが例え、「アイドルを一生懸命応援する」という形であっても。
「陶酔して周りが見えなくなっている」と言われても、「一方通行の愛」だと言われても、「気持ち悪い」と言われても、誰かのために尽くすその背中は大きく見えるものです。
僕は普段、自分のことで手いっぱいで他人を気遣う余裕は全くありません。
街中で知り合いに出会ったとしても、全く気付かない自信があります。(笑)
そんな僕とは違い、心の底から誰か一人のことを想い、その人のために行動できる「ドルオタ」という人種は、実は誰よりも思いやりがあるのかもしれませんね。
えりぴよもそんなドルオタの一人で、PVでは「臓器しか売る物残ってねー!」みたいなことを言っちゃうほどの筋金入りです。(笑)
舞菜という1人の少女のために、舞菜がセンターで歌えるように、舞菜が笑顔でいられるように。
そのためだったら、お金どころか自分の臓器まで売ってしまう覚悟ができるなんて…凄すぎます。
その愛が舞菜に届くのか…タイトルにもある通り、武道館まで上り詰めるなんて夢物語があり得るのか…
ぜひ、えりぴよの「誰かのために頑張れる人の美しさ」にも注目して、アニメを観てほしいと思います!
アニメの放送情報
TBS 2020年1月9日(木)深夜1:28~
BS-TBS 2020年1月11日(土)深夜2:00~
配信サービスについては、FOD(フジテレビオンデマンド)にて1月10日から配信開始。
毎週金曜6時に最新話更新になっています。
各種配信サービスでの配信も今後発表されると思うので、続報が入り次第追記したいと思います。
まとめ:アイドルオタクを描いた新しいアイドルアニメ!
アイドルオタクを切り取ったアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」。
アイドルに文字通り全てをかけるえりぴよの姿。
滑稽で面白くもあり、誰かのために一生懸命な優しさや温かさもあり。
スタッフやキャストも期待を抱かせる陣容で、アニメの出来にもかなり期待感があります。
一体どんな素晴らしいアニメになっているのか…
2020冬注目の一押しアニメとして、みなさんもぜひ観てみてください!
それでは!