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【2013アニメ】「ゆゆ式」アニメレビュー

(55点)全12話

大の仲良しである野々原ゆずこ、櫟井唯、日向縁の3人組は、高校生になっても変わらず友情をはぐくんでいた。その3人は学校に「情報処理部」という部活動があることを知り、そこに参加する。3人が行う情報処理部の活動内容とは、パソコン2台とホワイトボード1台の部室で気になった単語をインターネットで検索し、それで得た情報や知識を題材にしたとりとめのない雑談から得られた彼女たちなりの教訓を、ホワイトボードに記入するというもの。部活動の他にも優しい教師との触れ合い、新しい友人達との出会いなどを通じ、3人はまったりとにぎやかな学校生活を送ってゆくこととなる。TVアニメ「ゆゆ式」公式サイト

情報処理部の女子高生3人の日常を描いた作品

原作は三上小又さん。

監督はかおりさん。

制作はキネマシトラス。

総評:ザ・日常アニメ

引用元:©三上小又/NBCUniversal Anime/Music/ゆゆ式情報処理部

女子高生3人組。

「日常」「女子高生の無駄づかい」「あそびあそばせ」

一人は大人しいキャラ、一人はうるさいキャラ、一人は真面目なツッコミキャラ。

まさに「ザ・日常アニメ」のテンプレートをかたどったようなアニメだ。

3人が情報処理部の部室にいるときは、ネットサーフィンで見つけたワードについて会話をする。

それ以外の日常パートでは一緒に出掛けたり、お家で遊んだり、終始ダラダラ。

心身ともに疲れ切っていて頭を使いたくない時にはもってこいのアニメだ。(笑)

しかし、淡々と日常シーンが流れていたと思ったら急にハッとするようなシーンも。

3人だと自然と接することができる相手と2人きりになって、いつもと違う空気に戸惑うモノローグ。

会話だけじゃなくてモノローグも積極的に使う姿勢は、他の日常アニメではあんまり見られない。

女子グループ同士の微妙な距離感や百合感情から来る嫉妬もあって、シリアスにつま先を突っ込んだようなシーンが多々あり、妙にハラハラすることも。

キャラの可愛さは当然のこと、内面をより際立たせるために腐心した制作陣の気持ちが伝わってきた。

心理描写を重視しすぎると日常アニメの良さが消えてしまうこともあるが、程よくスパイス程度に散りばめられていた。

ボケとツッコミも成立しているから聞き苦しさもなく、すんなりと耳に入ってくる。

百合や程よい下ネタ要素もあって、日常アニメの域を超えない程度の面白さがプラスされていて、視聴がそれほど苦ではないタイプの日常アニメだった。

個人的な感想:唯ちゃん推し

引用元:©三上小又/NBCUniversal Anime/Music/ゆゆ式情報処理部

適当な検索ワードについて話して、何度も脱線して、最後にまとめて。

キャラの可愛さもしっかり乗っているので、日常アニメにしては飽きが来ないタイプの作品だ。

ただ当然ながら中身は薄い。

今さら言うことではないが、日常アニメとはそういうものだ。

キャラ同士の会話に重要な意味はなく、感情を揺さぶるシーンも仕掛けもない。

淡々と時間が流れていくアニメ。

既視感しかないキャラにありきたりなボケツッコミ。お馴染みのイベント。

メイン声優3人のうちの2人が、「ゆるゆり」でもメインだったことも影響しているだろう。(笑)

しかもそのうちの一人はキャラ名まで同じだ。(笑)

唯と結衣。狙ってのキャスティングに違いない。(笑)

振り返ると、2010年代前半は日常アニメ全盛期で、「日常」をきっかけに日常アニメをこすりにこすっていた時代。

その中の一つが、2013年に放送されたこの「ゆゆ式」。

量産型の日常アニメと差別化しようという姿勢を随所に感じるが、作品の根本となる世界観は変わらない。

日常アニメが量産されていた時代に思いを馳せたい人はぜひ視聴してみてほしい。

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